スウェーデンでも懲りずにブラジリアン柔術の試合出てるって話

今日は久しぶりにスウェーデンで柔術の試合に出てきた。(2ヶ月前)

対戦相手

結果から言うと、1回戦負けでした。

相手は、今年のスウェーデンナショナルの-64で2位の選手で、スウェーデンナショナルは紫帯から黒帯までが1つのカテゴリになっているので、スウェーデンでは結構強い選手でした。なので、試合前に速攻極められたりとか、タックル入られて、固められたりされないように考えて試合に臨みました。

プランとしては、自分の得意のオープンカードの展開を作っていきたいなって思ってました。

今回は70キロフェザーで出たんですけど、少し前から柔術をやってる栄養士の方に食事を見てもらっていて、普段から結構節制してるので、減量自体は1〜2キロだけでそんなにきつくなかったです。

減量

前回ADCC出たときは、自分で全部食事とか管理したんですけど、その時は試合前の一週間はめちゃくちゃ減量きつかったので、その後から柔術やってる栄養士さんを探していて、BJJ Eastern Europe(Grappling Insiderでした)で栄養学に関する記事を書いてる栄養士さんのKrzys Dkさんに連絡とって食事のメニューを見てもらうようになりました。

Krzys Dkさんには、オンシーズンとオフシーズンに入る年2回、柔術のトレーニング頻度、フィジカルトレーニングメニューの頻度と強度、体調を基に、食事メニューの相談をさせていただいています。

何が良かったかっていうと、プロの人に管理してもらってるので、ちゃんとしてるというか、無理なくしっかり落ちるし、落ちないときに相談とかして食事内容の変更もできるところです。

今回は試合当日朝、250グラムアンダーとかで、朝うどん食べて、12時ぐらいに会場行ってアップして軽量したら500グラムアンダーでしたね。

試合展開

減量上手くいって、コンディションもよかったので、初めからガンガン動いていこう、引き込んで動いていこうって言うプランで、引き込む時に、際で飛びつき三角とか腕十字されないように、あとは相手を蹴ってる足流されてパスされないように気をつけてました。

始まってみると、うまく引き込めて、デラヒーバ作ってはじめの4、5分ぐらいは、相手崩してベリンボロいって、ベリンボロディフェンスされたら、クラブライド行ったり、足間、マトリックス入ったりとかしてうまく試合をコントロールしてたんですけど、ちょっと一回場外に出てしまってリスタートしたときに、変な組手で再開して、パスのプレッシャーで防戦一方になったちゃって、あんまり印象良くなく終わってしまいました。結局7分間フルで戦って、ポイントは0対0でアドバンも0でレフリー判定で負けました。

今後のプランについて

  • フィジカルトレーニング

    パワーの差は、そんなに無かったと思うんですけど、相手のほうが瞬発力があったのかなって思っていて、19歳で紫帯なんで、多分彼は人生の半分ぐらい柔術やってると思うんので、相手の体のほうがしっかり柔術用にチューンナップされてるのかなって思いました。最大出力を上げるってよりは、瞬発力をあげるようなトレーニングを取り入れてみます。

    今、柔術やってる元ボディービルダーの方にトレーニングを見てもらっていて、柔術用にプリオメトリックス、特に早く立ち上がる動きを中心のメニューをやっています。
  • テクニック

    テクニック的なところで言うと、もう少しデラヒーバガードからのアタックのバリエーション増やしたり、ベリンボロの精度あげたり結構やれるところはたくさんあると思うんで、動画見たりドリルして技の精度上げていきたいなと思ってます。

もうちょっと効率的に練習して、来年こそはいい結果が出るようにがんばります。

世界の柔術道場から〜シセロ・コスタ道場編〜

httpss://youtu.be/7b4uwPafjbo
シセロ・コスタ紫帯コンペクラスの様子

前回ブラジルに行った時に、柔術の練習しに行ったサンパウロのシセロコスタ道場についてちょっと書きます。

まず、シセロ・コスタについてなんですけどパウロ、ジョアオ・ミヤオ兄弟、レアンドロ・ロ、チアゴ・バホスなどを育てた、説明がいらないぐらいの本当にもう名コーチと言ってもいいほどの人物です。

シセロ・コスタのサンパウロのジムに去年の1月に行ってきたのですが、ちょうど時期が悪くて、ブラジルはカトリックの国なんでクリスマス終わってから新年まで、みんな他の街にバケーションに行っていて、なかなか連絡がつきませんでした。

とは言っても、ミヤオ兄弟とかクリスマス関係なしに毎日練習してるし、シセロコスタ道場も空いてたりすんのかなと思って、電話しても駄目だし、Facebook と Instagramからのメッセージで連絡しても全然連絡つきませんでした。

新年あけて、1月2日にようやく連絡ついて、実は柔術の練習したいんだけど、青帯なんですけどどのクラス参加できますか、出稽古代いくらですかって聞いたら、とりあえず明日朝10時に来いって言われて行ってきました。

次の日朝10時に行って、練習に参加してまず気づいたのは普通の柔術道場のクラスと違うというか、自分が普段行ってるクラスとか出稽古で行ったことある 違うこということです。

おそらく朝のクラスはコンペティションクラスで帯ごとにに分かれてやっていて、朝10時からのクラスは青帯のコンペクラスってことだったんだと思います。

クラスの内容はまずアップ20分ぐらい、その後30分から40分ぐらいドリルやってて、ドリルはパス中心にやって、シセロ・コスタ先生が今日はこのパスのドリルやるって見せてくれて、それをみんなでやるって感じでした。100回やって交代して、また100回やって、次のバスやってパスを3種類ぐらいやりました。そのあとに、スパ40分で、全部でクラスは1時間半ぐらいでした。

このコンプレッションクラスは、本当に皆レベルが高くて、ブラジルだからというのはもちろん、今まで自分がブラジルで参加したことあるクラスと比較してもレベルが高かったです。

クラスで自分と一緒にドリルを組んでくれた子が、若い子で、その子が英語喋れるから自分と組んでくれたんですけど、なんとその年2019年の青帯でムンジアル優勝するっていうぐらいのレベルの高さ。

クラスが終わってから、すぐに紫帯のコンペクラスが始まるってことで、マットの外にあるベンチに座って色々話して、そろそろ帰るってときに出稽古代いくらですかって聞いたら、いらないよ。

多分、もしかしたらいるかもしんないんですけど自分が行った朝のクラスはいらないよと言われました。

やっぱり、来て良かったなって思ったのは、シセロ・コスタ先生から直接指導を受けることできたっていうことと、ジムのレベルの高さを知れたってことです。

ブラジルに行った時期が悪くてあんまり練習出来なかったんですけど、次も機会があれば行きたいです。

かなりおすすめのジムと言うか、1週間と2週間とか短期間でも行ったら、かなり柔術のレベルアップが感じさせてくれそうなジムでした。

世界の柔術道場から〜リオデジャネイロ、Equipe Fabricio Jiu-Jitsu編〜

ついに、世界の柔術道場からもチェコベルリンに続き、柔術の本場リオにやってきた。 リオに滞在したのがコパカバーナだったので、いくつかのコパカバーナの柔術道場の中からファブリシオ・マルティンスのEquipe Fabricioを選んだ。先生のファブリシオ先生は、Brazil Blogによると2006年のムンジアルチャンピオンのダニエル・オテロのコーチだそう。 この道場を選んだ理由は、滞在したAirBnBのアパートから近かったからだ。一番最初は、ボクが普段練習している柔術道場と提携関係にあるフェルナンド・テレレのアカデミーに行こうかと思ったのだが、場所がファベラに近く、少し遠いのでここにした。 一応、リオに滞在した10日間毎日練習したのだが、観光、ビーチ、クラブに行きながら毎日柔術を練習するのがスゴいきつかった。

はじめに出稽古代なのだが、1週間以上練習するなら1ヶ月分を払ったほうがお得だとファブリシオ先生本人に力説されて1ヶ月分の月謝+入会金で400レアルほど払った。ブラジルの物価を考えると少し高いような気がした。

練習は、朝昼晩とあり、一番遅い夜の練習をファブリシオ先生が教えていて、それ以外の練習は他の黒帯の先生が教えていた。ファブリシオ先生のクラスは、アップなしで、テクニックを1−2個やって、スパーリング多めという感じだった。

ファブリシオ先生以外のクラスは、アップ(腕立て100回、腹筋100回などの超古典的トレーニング)、テクニック打ち込み(テイクダウンが多かったです)、スパーリング1−2本という感じだった。

さすが、柔術の本場ブラジルだなと思ったのはファブリシオ先生のクラスだとクラスの参加者の半分ぐらいは黒帯だったこと。ボクが普段練習しているポーランドや日本だと、なかなか考えられないことだと思う。

またクラスに参加している年齢層も10代から60代と幅広く、柔術というスポーツがすごく浸透している気がした。

※写真はファブリオ先生ではなく、他の黒帯の先生です。写真を取り忘れたのでいずれまた行きたいと思います。

 

柔術青帯になりました!

ワルシャワで柔術を始めて2年4ヶ月、ついに青帯になりました!(パチパチパチ)

柔術知らない人だと、え、青帯?黒帯じゃないの?って感じだと思うのだけど、柔術は白、青、紫、茶、黒しか帯がないから青帯になるのはすごい難しいのです。例えば、柔道だと黒帯の後に2段、3段とあるので黒帯になるのは柔術より簡単だと思います。青帯がどれぐらいのレベルなのかってうのは桑原先生のブログに書いてあります。

ポーランド語が不自由な外国人のボクと練習してくれるジムの仲間、わからないところ英語で説明してくれる先生、家を空けてもも文句を言わない彼女、愛犬、青帯をもらう瞬間に頭にあったのは彼らへの「感謝」です。今まで大きな怪我をせず柔術ができたのも、ここまで辞めずに続けられたのもいろいろな人のお陰です。

これからも、青帯の名に恥じないよう不撓不屈の精神で柔術に精進していきたいと思います。

ちなみに同じ青帯の有名人は、元UFCヘビー級チャンピオン、ブロック・レスナー。

K1チャンピオンでUFCで活躍中のアリスター・オーフレイム。

Great day today! Got promoted to blue at @valentebrothers @pedrovalentevb @joaquimvalente #continueswork #humble #workinprogress #alwaysimproving

Alistair Overeemさん(@alistairovereem)がシェアした投稿 –

青帯の無差別にエントリーしたら、もしかしたらレスナーかアリスターと試合可能性があるってこと。
こわいよ。

世界の柔術道場から〜ベルリン編

先日、Casual Connectというモバイルゲームのイベントがベルリンで行われたので参加してきました。ミートアップイベントだけあって、昼はビジネスミーティング、夜はFacebookなりVungleのパーティーみたいな感じで忙しかったのですが、まぁ、ボクも柔術界の浜崎伝助を自負しているので、時間を見つけてベルリンにあるBJJ Akademieさんに出稽古に行ってきました。

ベルリンにはいくつかブラジリアン柔術のアカデミーがあるのですが、このBJJ Akademieさんが一番セントラルに近くて、アクセスしやすいです。場所は、地下鉄Innsbrucker Platzから歩いて5分ほどのところ。

ベルリンの地下鉄に乗る時に注意してもらいたいのは、券売機にクレジットカード差込口があってもクレジットカードが使えないことが多いので結局現金で買う必要があります。ボクみたいに普段ポーランドでベルリンに来ると、極力ユーロに両替はしたくないのですが、地下鉄に乗るためにはしょうがないです。あと、地下鉄にはWifiがあってスゴい便利です(小並感)。


アカデミーの入り口は、通りに面してはいなく、ビルの裏側にあります。この写真の奥に入り口があります。

今回、時間の関係で火曜日のビギナークラス参加しました。ドイツ人の茶帯の先生が教えてくれました。クラスは白帯中心に10人ほどが参加していました。驚いたのは、10人中4人が女性でした。 クラスは内容は、アップ、テクニック、スパーリング。強度としては、軽め〜中という感じでした。さすがベルリン!と思ったのは、テクニックを開始する際に、先生が「今日は日本人のビジターがいるから、クラス全部英語でやるわ」って言って、そこから全部英語でクラスを始めた点です。先生もそうなのですが、生徒もいきなりクラスが英語進行に変わっても、どうじない英語力。さすが、ヨーロッパイチの国際都市。

スパーリングは5分を1分インターバルで3本。印象としては、ポジションを取りに来るよりは一本を狙いにくる方が多かったです。本当は、ビギナークラスの後のスパーリングも参加したかったのですが、時間がなく断念。

いつでもビジター大歓迎だそうなので、ベルリンに行かれた際は是非立ち寄って練習してみてください。ヨーロッパに珍しく、ビジター料金は無料でした。

BJJ Akademie
住所:Hauptstr. 103, 10827 Berlin
連絡先:bjjakademie@gmail.com

海外でも日本でも同じだと思うのですが、出稽古に行く前に必ず一報を入れてから行って下さい。上記のメールアドレスに英語で連絡すれば、スケジュールと時間を送ってくれます。海外でも柔術を楽しみましょう!

まだ朝9時に出社してるの?

練習日記59&60 金曜日 16:30~18:00


先週の月曜日、水曜日に続き、グラスホッパーガードのパスガードの練習。
大分慣れてきて、色々とできるようになってきました。

この時間帯にジムに行き始めて、気づいたのですが18時にジムが終わると、
1日が長い。

8時に出社して、16時に退社、16時半からジム。
ぐぅぅっとリズムだ!

残業!?そんなものありませんよ。

いや、でも仕事の持ち帰りあるでしょ?そんなものありませんよ。

まだブラジリアン柔術のガードの名前で消耗してるの?

練習日記56&57 月・水曜日 16:30~18:00


今週やったパスガードテクニックのことを書こうと思ったんですが、
ガード名がわからない。。。

写真や画像で見せることができれば簡単なんですが、名前がわからないからググることもできない。

柔術のガードの名前って難しいですよね。
同じようなガードでも腕が入ってるのと入ってないので名前が違ったり、
ポルトガル語と英語の名前がごちゃまぜになってたりして、写真付きでガード名の一覧みたいのがあればなーと探してみたんですが、なかったです。

まだ、しばらく柔術のガード名で消耗しそうです。

ちなみに、ボクが言いたかったガードはGrasshopper Guard(グラスホッパーガード)というらしいです。

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ここにオープンガードからの変形として載っています。

このガード、足の力でグッと押されるとすぐにエスケープされてしまうので、
足のフックを外してからパスガード。

スパは2日ともあまり色帯がいなかったので、強度低めのスパ。
相手にやりたいことをやらせてから、やられないように対処する。

まぁ、やられたんですけどね。。。

まだ寝技で消耗しているの?Part-2

練習日記55 金曜日 16:30~18:00


水曜日に引き続きシングルレッグタックルの練習。

水曜日の筋肉痛が残っていたので、少し動きが鈍かったです。
でも、スパーでは結構テイクダウンできたので満足。

ただ、柔術の場合、テイクダウンしても相手にガードポジションに入られると文字通り消耗するなーと思いました。
せっかく頑張ってテイクダウン決めても、相手がそもそもクローズドガードが得意な選手とかだと、
相手にテイクダウンされるのを想定しつつ、いかにテイクダウンされてから自分の形に入るかってとこが
上手いと思います。

試合だったらポイント入るんですけど、ジムのスパだと、3分ぐらい頑張ってテイクダウンする(体力消耗する)→クローズドガード入られる→パスガードする体力なくて膠着状態になると同時にスィープー又は極められる→今日はテイクダウンの練習だからテイクダウンできればいいと開き直る。
みたいな感じになると思うですよね。

もっと体力つけろってことなんでしょうけど。

来週耳の検査で病院に行くので、たぶん練習しません。

まだ寝技で消耗してるの?Part-1

練習日記54 水曜日 16:30~18:00


今日はシングルレッグタックルの練習をしました。オーソドックスに足をもって倒すやつ。

立ち技の練習シンドいですね。全身運動なので、打ち込みの段階でみんな息上がりまくり。
足を持った状態からの条件スパーを何本かやったのですが、ディフェンスするときに、片足を持たれているので
持たれていない足でケンケンするので、次の日片足だけものスゴく筋肉痛になりました。

練習終わって気づいたのですが、耳の付け根のところにBB弾ぐらいのサイズの出来物みたいのができているのを発見しました。
数ヶ月前に柔術の練習中にきって、その後しこりみたいのがあったのですが、気がついたら大きくなっていました。

とりあえず、病院行って来ます。でも、ポーランドの病院怖いな。

権藤、権藤、雨、権藤

練習日記53 金曜日 16:30~18:00


ここのところワルシャワはずっと雨が降っています。

感覚で言うと、雨、雨、雨、権藤、雨、3回雨天コールド、雨、権藤って感じ。
権藤も「最近、肩軽いわー」っていうレベル。

こういう雨が続く時だと、柔術いいですよ。
屋内スポーツですし、それなりの強度で運動できます。

というわけで、最近ワルシャワにも日本人が増えてきたことですし、
一緒に柔術しましょう。