コロナ禍で申請するポーランド滞在許可証(Karta Pobytu:カルタ・ポベトゥ)

今回は、ポーランドでコロナ禍申請するポーランド滞在許可書について話したいと思います。ポーランドの滞在許可書のとり方については何年か前にも書いたんですけど、前回申請した時は2016年か17年で、3年ぐらい経っていて変わっているところもあるんでその辺のアップデートかも含めて話していきたいと思います。

ポーランドのKARTA POBYTU(滞在許可証)の申請方法と注意点(2016年版)
ポーランドの滞在許可(Karta Pobytu)の更新方法(2016年12月更新)
Karta Pobytu (ポーランドの滞在許可書)を受け取りにいけないときの対処法

・弁護士(個人VS弁護士事務所)

前回までは、自分でやったんですけど今回は弁護士の方にお願いして行ってもらいました。理由としては、柔術と犬の世話で忙しくて、移民局になかなか行くのが難しかったからです。 弁護士にお願いしたんですけども、実はコロナ禍なので移民局に直接行って申請するってことできないんですね。この部分に関してはちょっとあんまり意味がなかったかなと思ったりしたんですけど、前回申請したときよりも提出する書類とかも変わっていて、結果的にはお願いして良かったと思ってます。

弁護士を選ぶときに、個人の弁護士を選ぶか弁護士事務所を選ぶかについてなんですけど、弁護士事務所は割と移民局の周りにも何個かあって、アカウントマネージャーみたいな、多分法学部卒業してるパラリーガルみたいな人が付いてくれて色々アドバイスしてくれます。移民局に出す手紙とかっていうのは弁護士の方々が書かなくちゃいけないので、パラリーガルがその事務所の代表弁護士にお願いするっていう形になるので、そういった部分だと個人の弁護士にお願いした方が手っ取り早いのかなとか思ったりします。個人または事務所に頼むのって金額的にはそんなに変わんなくて、僕は今回移民局のすぐ近くにあるお願いして、そこだと全部込み込みで1500ズロチぐらいで、多分個人でも同じぐらいかちょっと高いぐらいだと思います。

・滞在許可申請方法

上でも言った通り今はコロナの影響で移民局の予約取っていくってことできなくて申請は郵送になるんですね。僕の場合は書類を郵送してから3ヶ月後ぐらい移民局の返事が来ました。返事が来て、移民局で指紋とってでパスポートにスタンプ押してもらって申請自体は完了って感じです。

・書類

僕が一番今回申請したときに驚いたのは前回と比べて提出する書類がすごい増えたっていうことです。提出する書類は、結構ケースバイケースなので、何とも言えないですが、例えば今回は今働いている会社のビジネスプランみたいな、どうやってお金稼いでいて、会社概要みたいのも提出する必要がありました。この書類は前回は出す必要なかった書類です。小さい会社だったり、個人事業主とかだと、そういう書類を改めて作ったりしないといけないので、まあそのあらかじめこういう書類が必要かもしれないっていうのは申請する前に働いてる会社に来といた方がいいかもしれないですね。

・申請から取得まで

申請から取得までの期間なんですけどと、郵送で申請してから3ヶ月だって移民局に呼ばれて、そっから3か月たって、一応ポーランドの法律だと、パスポートにスタンプもらってから3ヶ月以内に移民局は滞在許可の可否を通知する必要がありまして、僕の場合は3ヶ月たっても返事が来なかったので、弁護士の方にお願いして移民局に催促の手紙を書いてもらって、その10日後ぐらいに返事が来て、来週の月曜日にパスポート持ってきてくださいと。なんで全部で6ヶ月ちょいぐらいかかったって感じですね。なんで僕が2016年やったときは多分3ヶ月とかでもらえたので、もうちょっと長くなってるっていう感じです。人によってはもう少し長くなる可能性もあるんで、移民局でのやりとりになれてない人は、弁護士さんとかにお願いした方が楽なのかなって思いました。何かの参考になれば幸いです。

ポーランドで歯科矯正したって話、かかった費用と時間

病院/歯医者の選び方

病院の選び方なんですけど、ボクは矯正を始めた時に働いてた会社がMedicoverのプライベート保険に入っていたのと、英語OKの歯医者探すのがめんどくさかったのでMedicoverの歯医者さんで矯正の相談を初めにしました。

1番最初の矯正歯科医の人に相談しときは、上と下1本ずつ抜いてその間を埋めるから3年ぐらいかかるみたいなこと言われて、Medicoverの他の矯正歯科医の人に相談したら、抜かなくても大丈夫って言うので、その人にお願いしました。

多分、日本でもそうだと思うんですけど、ポーランでも矯正歯科医によって得意な症例とか、得意なプロダクトとかあるんで、いろんな矯正歯科医に相談したほうがいいと思います。

ボクの場合も、同じMedicoverなのに2人とも別々のことを言っていたので。
ボクの場合は、歯並びというよりも噛み合わせがすごい悪くて、噛み合わの矯正の仕方色々あって、初めの先生は抜いた方がいい、2人目の先生は、デーモンシステムっていう歯列を広げることができる矯正のプロダクトを使えば、抜歯の必要がなく1年半で終わるということで、その先生にお願いして、デーモンシステムで歯科矯正を始めました。

ちなみに、Invisalignも考えたのですが、噛み合わせの関係で、できないと言われました。

値段

デーモンシステムの上が5000PLNで下が4000PLNでした。上は前歯が6本が透明、下は前歯4本が透明でした。普通の銀色のやつだと上が3000PLNで、下が2000PLNでもできます。個人的には、透明なやつでやってよかったです。

デーモンシステムは2ヶ月に1回の診察だけで1回300PLNの診察費がかかりました。初めの6ヶ月は、上だけ矯正して、あとの1年は上下やって噛み合わせを矯正しました。

矯正器具外して、リテーナーを作るのに1500PLNかかりました。

ポーランドでの他の歯医者での治療値段

歯科矯正する前に、親知らず抜いてたのですが、1本700PLNかかりました。
虫歯は150PLNぐらいかかりました。

歯のクリーニング(歯垢・歯石・着色を除去)は300PLNです。
Medicoverだと、歯クリーニングパックがあるのでパックで申し込むと普通より安くなります。

このぐらいの値段できるんで、なかなか日本に帰れない今、ポーランドで歯科矯正とか歯医者行くのを考えている人に参考になれば幸いです。

ワルシャワ交通案内アプリJakdojadeに神アップデートがキタ~

ワルシャワ在住の人ならほぼみんな使ってるポーランドの公共交通機関案内アプリの最新アップデートでなんとアプリから交通チケットを買えるようになりました!

今までは、トラムやバスの運転手から直接買ったり、駅などにあるチケットの販売機やキヨスクでのみ買えたのですが、これで旅行者にはますます便利にワルシャワを旅行することができます。
ボクが他の国をよく旅行をする際に遭遇するのは、チケット販売機でカードが使えなかったり(ベルリン、オマエのことだよ)、大きいお金しかなく、おつりがないと断れられたりすることです。アプリで買えればそんな心配もないです。

ワルシャワの交通チケットは、地下鉄(メトロ)、トラム、バス、電車共用で時間制で買うことができます。(例えば、左のチケットは20分間Zone1と2の公共交通機関が乗り放題で3.4PLN(約100円)ということです)。支払いはクレジットカードで住むので楽ちんです。長く旅行する方にはオトクな3日乗り放題券などもあるので便利です。

定期券はまだアプリとヒモ付けできないので別途作る必要があります。日本みたいにアプリで完結させられる日も近いかも!?

ワルシャワのバス・地下鉄・トラムの定期券の作り方

Karta Pobytu (ポーランドの滞在許可書)を受け取りにいけないときの対処法

というのも、そもそも7月17日にdecezja (滞在許可の可否)を受け取る予定だったのですが、なぜか2週間遅れて8月になってから突然SMSで来週の16日移民局に滞在許可を取りに来てくださいという通告がきた。その前の週から日本に帰国予定だったから、すごいマズい。なぜなら滞在許可の受け取りは本人以外ではできない

急いで、会社の弁護士に連絡すると返事来るかわからないけどメール書いてみるわ。と返事がきた。滞在許可取り消しとかにならないかなとドキドキしながら日本に帰ると16日過ぎたぐらいに来週の水曜日の10時50分に移民局行って!とメールがきた。なんだ呆気ないなと思ったけど、これでひと安心。

今回もらったのが3年分だから、予定通り行けばこのカードの期限が切れる前にはLONG-TERM EU-RESIDENT PERMITが申請ができる。これは5年毎に更新だから、その後は永住権の申請ができる。(もっと言うと、ボクはポーランドの大学を卒業してるから規定通りだと卒業後1,5年の就労でLONG-TERM EU-RESIDENT PERMITができるはずだから、この予定よりももっと早く永住権の申請ができる)

スラムダングで仙道のプランという名シーンがあって、その試合で陵南の2mの怪物魚住がキャプテンにも関わらず(しかも全国大会がかかった試合で)、相手の挑発にのって5ファウルで試合中盤で退場してしまって、これは海南勝つなって誰もが思うんだけど、陵南にはスラダンの中で一番バスケセンスがある仙道っていう選手がいて、彼の活躍もあって海南に最後の最後まで互角の勝負をする。でも、なかなか勝ち越せない。全国がかかったラストプレー、陵南の選手のパスカットで仙道の足元にボールがこぼれる、仙道は一目散にゴールに向かう、それを追いかける海南のエース牧!しかし仙道が牧に追いつかれた!仙道は構わずダンクにいく、それを必死に手を伸ばして止めようとする牧。でも牧はなぜか途中でブロックを止める。

ブロックにいく瞬間、牧は思った。仙道ははわざと追いつかせてブロックにいかせることでファウルを誘ってるのではないか?と。仙道はファウルをされながらもダンクを決めてバスケットカウントで3点プレーで逆転するという自信があるといことを。これが仙道のプランだと。そしてそれに気づいた牧はブロックを途中で止める。

さぁ、プラン通りいくかな?

ワルシャワ唯一!?のコインランドリー

去年、洗濯機が壊れるっていうポストを上げてたんですけど、洗濯機が壊れてる間家の近くのコインランドリーに通ってたんですが、そのことをすっかり忘れてたのでここで共有したいと思います。(今さらかよ)

ヨーロッパってアメリカみたいにコインランドリー文化がなくて、結構どこに旅行行っても洗濯する場所に困ってるんですが、ワルシャワもその例に漏れずコインランドリーが少ないです。(結構ホテルには洗濯サービスあるのですが、時間がかかるのが。。。)

たまたまうちの近くにコインランドリーがあってラッキーでしたが、なかったら2週間服なしだったかもしれません。下着とかTシャツは手洗いできても柔術着は絶対手洗いができないので、ホント近くにあってよかったです。

ワルシャワで唯一!?というコインランドリーはLaunderette: SUPRA Mokotówという名前で、場所はワルシャワの中央から少し南に行った、モコトフ地区(Mokotow)にあります。

ワルシャワの地下鉄のセントラル (中央駅)から2駅南に下った、ポールモコトフスキー (Pole Mokotowskie)から歩いてすぐのところにあります。コインランドリーなんで当たり前ですがセルフサービスですが、日本と違って受付のおばちゃんにお金を渡し、コインランドリー専用のコインをもらい洗濯します。乾燥機を使う場合も同じです。料金は重量制で、バックパックいっぱいに服を詰めて、洗濯機と乾燥機合わせて30PLNぐらいだったと思います。

ワルシャワで洗濯機壊れた人は是非行ってみてください。

ポーランド大学留学はの学費は国立?私立?どっちが安い?

ここ何年かポーランドの中/外で何人かの志高いヤングからポーランドの大学の本科に留学したいんですけどと訊かれることがあるので、一応本科留学経験者としてちょっとでもそういう人たちの参考になればいいなと思い雑記を書いてみます。

*ここで言う本科留学は、交換留学ではなく学士または修士を卒業するための留学です。

学士留学、修士留学どちらにするのか?

ボクはポーランドの首都・ワルシャワにある私立大学のAkademia Leona Koźmińskiegoで学士の学位を取りました。ポーランドの大学のシステムは学士3年、修士2年で日本やアメリカとは大学のシステムが違います。(これはポーランドの大学だけではなくヨーロッパにある大学で、フィレンツェなんとかかんとかという大学の組織に加盟している大学はすべてこのシステムを採用しています)。日本では、大部分の人が4年間の学士過程を修了して就職をするのが一般的ですが、ポーランドではほぼ全員が学士の後に修士に進みます。これは、学士と修士なら修士過程を修了しているほうが就職のときに待遇面で有利というのと(具体的に言うと、学士と修士卒業者では有給の日数が違います。ただし学士卒業者でも2年以上就労すると、修士卒業者と同じ年間26日間の有給がもらえます)、ポーランドの大学が比較的柔軟なカリキュラムを提供しているからだと思います。例えば、多くの大学は働きながら大学に通えるように、金曜の夜または週末に授業を行うWeekend-Studyというプログラムを提供しています。

ポーランドへの留学を考えている方は、まず学士留学と修士留学どちらにするかを決めたほうがいいかと思います。日本の高校を卒業してすぐに、ポーランドの大学に留学したい!っていう人はあまりいないと思います。日本の大学に在学中にポーランドに交換留学をしたり、ワーホリでポーランドに来て、ポーランドに留学することを検討する方が一般的だと思います。日本の大学在学中の場合、日本で学士過程を終えてからポーランドに修士留学にするのか、また日本大学からポーランド大学に単位を移して転学という形で留学する方法など、色々なケースがありますが、個人的な留学経験者としての意見で言えば留学は早ければ早いほどいいと思います。特に将来ポーランドまたは海外で仕事したいという人には。多くの日本人は言語能力の問題(英語レベル、ポーランド語レベル)があるので、出来るだけ早く海外に出て、サバイブする為の言語能力を身に着けたほうがいいと思うからです。

英語かポーランド語か、どちらで勉強するの?

ポーランドの多くの大学はポーランド語で授業が行うポーランド語トラックのほかにも英語トラックも用意していますが、学部・専攻によっては英語で授業を行っていない場合があるので、予めポーランドにこれを勉強しに留学に行きたい!という人は行きたい大学のHPで授業がポーランド語か英語どちらで行われているか確認したほうがいいです。

ポーランドの大学の学費

ポーランドの大学留学の学費は、学士過程の場合、英語で勉強するのなら国立も私立もほぼ変わりません。ポーランドの国立大学はポーランド国籍の場合は無料ですが、授業はもちろんポーランド語で行われるのと、人気がある学部だと入試テスト受けなればいけないのが注意点です。(学費を払えばテストなしでも勉強できる大学もあります。)

ボクの場合は経済専攻で、英語で授業を行うワルシャワにある大学に行きたかったので、ワルシャワ経済大学(SGH)かコズミンスキー大学どちらかで勉強したいと思っていました。最新のポーランドの大学ランキングの経済専攻を見ると、SGHが1位で、コズミンスキー大学が2位です。

学費を比べてみると、国立大学のSGHが年間3900ユーロ(英語トラック)。

私立のコズミンスキー大学は年間4112ユーロ

ポーランドでは、国立大学も私立大学もほぼ同じ額の学費で勉強することができます。ただ、一般的にはポーランドでは(ポーランドに限らずヨーロッパでは)私立大学より国立大学のほうがレベルが高いので、同じ学費ならレベルの高い大学に行くほうがいいと個人的には思います。大事なのは自分にあった大学(学力面だけではなく、大学の方針とか、その大学がある街に知り合いいるとか小さい理由でもいいと思います)が自分にあったいい大学だと思います。ポーランドの大学は卒業するのは決して簡単ではない(しかも英語やポーランド語で授業をうけるので)ので自分が本当に勉強したい大学を選ばないと途中で辞めてしまうことも多々あります。(自分が大学にいたときは、結構な割合で留学生が留年や自主退学していました。)

自分にあった大学を選んで、留学を成功させてください!

ポーランドでしか成り立たないビジネス

今、ポーランドのIT/ゲーム業界で流行ってるサービスがありまして、栄養士が作った1日分のメニューの食事を作って自宅まで届けてくれるっていうサービスなんですけど。例えば、LightBoxって会社は1日の摂取カロリーとヴィーガン、グルテンフリーなどのオプションを選べて、しかも指定した時間に家まで配達してくれます。気になるお値段は、1日あたり60PLN(1800円)ほど。ランチ行くと20〜30PLNぐらい取られるので、1日5食で60PLNって激安。

1日5食?って思うかもしれませんが、最近ワルシャワで健康に気を使っている人は1日5食の人が多いです。まぁ、3食ですと1日に必要な栄養素を取りきれませんし、細かく食事を取ることで効率的に栄養吸収もできますし、空腹の時間をなるべく減らすことで血糖値の急上昇も避けられるので、5食にしない理由はないと思います。

で、この前ベルリンに行った際にこのサービスのことを現地のスタートアップの人と話したら、ドイツではこのサービスをコスト的に実現できないって言われまして。といのも、自宅まで配達するのにコストがかかりすぎる。調べてみると、ドイツの最低賃金は8ユーロ(1000円)ほどで、ポーランドの最低賃金が12PLN(確か、そのぐらいだったはず)なので、比べると2倍強ほど高いです。

それに加えて、いくらポーランドより物価が高いとはいえ、ドイツ人でも1日の食費に使えるお金は1日あたり15〜20ユーロぐらいではないかと。と考えると、指定した時間に自宅まで配達するというのは、コスト的に難しいのではないかと。オフィスに配達してくれるサービスはあるらしいんですが、どっちかというと個人ではなくて企業の福利厚生っぽいし、そもそも毎日自宅まで2食持って帰るのは面倒くさい。

で、このビジネスはポーランドでしか成り立たないビジネスだと思うのは、ポーランドより西に行くと、賃金(物価)が上がりすぎてサービスが実現できないし、東に行くと所得が低すぎて健康に使うお金の余裕がないので、このちょうどいい位置にあるポーランドでしか成り立たないビジネスじゃないかと。

まぁ、人件費が安いのはポーランドのメリットではあるのですが、なんでも人の安さで解決できてしまうとイノベーションは生まれないのかな。。。というか、そのビジネスモデルを他の国にもっていけないしね。

ポーランドの滞在許可(Karta Pobytu)の更新方法(2016年12月更新)

スポンサードリンク


前回申し込んだ滞在許可(Karta Pobytu)の期限がきれてしまい、更新に行ってきたので前回と違ったところをメモ。

滞在許可の更新ではなく、申請方法はこちら

更新の手順は、引き続き同じ会社(滞在許可を申請した時にスポンサーしてもらった会社)で働いてる場合は申請方法とほぼ同じです。

1つ注意しなければいけないのは、滞在許可を引き続き現在働いている会社からスポンサーしてもらう場合は、滞在許可がきれても働き続けることができるのですが、会社が変わった場合は新しい滞在許可が出るま就労することはできません。(正確に言うと新しい就労許可書が必要です。滞在許可の期間が残っている状態でも、転職すると新しい会社から新しい就労許可書を申請しないといけません。)

ボクの場合、前回取った滞在許可が9月まで残っていたのですが、更新手続きに行ったのが8月。通常3ヶ月ほど滞在許可の発行に時間がかかるので、滞在許可の発行予定は11月。

つまり、9月から11月の間はポーランドで就労・滞在する許可がなかったのですが、同じ会社に引き続き就労する場合は問題ないと会社の弁護士の方から確認を取りました。(ポーランドで大学卒業した人はWork permission(就労許可書)がそもそもいらないので、ボクの場合どっちみちいらないのですが)

滞在許可更新の提出書類は、通常の滞在許可申請の書類+税金の書類と健康保険の支払い証明を現在働いている会社から貰わなければいけません。

それ以外は、申請方法と同じ書類・プロセスです。

移民局に電話をかけて予約をし、書類を提出し、結果を待つだけです。

前回の申請の時と違ったのは、追加書類の通知、取得可否の連絡が郵送だったのが登録した電話番号にSMSに送信ようになっていました。ですので、ちゃんと使える電話番号を登録したほうがいいです。

最近noteでほぼ週刊ワルシャワマガジンというのを始めまして、その中のコーナにて【ポーランドなんでも相談サービス】三人集まれば文殊の知恵 (今はわけがあって1人です。)といのをやっているので、何か質問がある方はそちらに質問してくれればと思います。

ビザの更新、滞在許可の申請、更新等は申請する場所、タイミングによって違うのであくまで参考程度にお願いします。詳しい情報は移民局のオフィスにて確認することをオススメします。

まだワルシャワの病院で消耗してるの?

消耗してきました(真顔)

耳の付け根のところにBB弾サイズの出来物ができたので、病院行ってきました。 耳の出来物なんで、耳鼻科なのか皮膚科なのか迷って、とりあえず総合診察医(General Doctor)に診てもらうことにしました。 電話で病院に予約して、期待と不安を抱えながら病院に行ってきました。 予約した時間に診察室をノックして中に入ると、中に40代ぐらいの女医さんがいて「どうぞ、お座りください」と流暢な英語で言いました。 ボクは座ってから、一呼吸おいて耳に出来物があるといいました。 ジャン=リュック・ゴダールの映画だったら、ここで「女は何が言いたげに男を見つめている」って字幕が入るぐらいの長さでこちらを見ながら黙っているので、「どうしたらいいですかね?」って訊いたら、なんと

「皮膚科に行ってくれ」

と一言。 診察時間30秒。予約までにかかった日数2日。病院まで往復1時間半。 金曜日の夜の貴重な時間プライスレス。 てっきりその場で皮膚科にアサインしてくれるのかなって思ったら、来週の火曜日に来てくださいとか言われて、 まぁ、「はい」って言うしかないじゃん。 次の火曜日に、皮膚科の先生に観てもらったんですけど、今度は外科医に診てもらえと言われまして、 ここ2回の診察無駄じゃんか。。 次の診察は手術もアサインしてもらったので、診察の後すぐに出来ものを切り取る手術をする予定です。 人生初の手術が耳の出来物を取る手術。健康に生まれてきてよかったです。

意外と知られていない親日国ポーランド!みたいに言うのやめない?

意外と知られていない親日国ポーランドとか言って期待値を上げるのは辞めよう。特に日本のテレビ番組。日本に行きたいポーランド人みたいな番組はいいけど(おそらく、その人達は本当に日本に行きたいから、嘘でもなんでもないから)、今ポーランドで日本の〇〇が大ブームみたいな番組はダメだ。これ系はやらせ演出だ。昔、池上彰さんの番組かなんかでポーランドが特集されて、その番組内で某日系食品メーカーの商品がポーランドで大人気と紹介された。番組スタッフがワルシャワ大学の日本語学科の学生の家を訪ねると、なんとその日系メーカーの商品を使ってお昼ごはんを作ってたっていうものだ。しかも、なんとその子は、よく日系企業の商品を使って日本風のごはんを作るという。ポーランドでは日本の〇〇が大ブームであるっていう演出だった。

その学生、つまり餃子を作ってた(あ、口が滑ってしまった。餃子を作ってるポーランドにある日系企業は一社しかないぞ。やばいぞ。)ポーランド人女性は、ボクの仲がいいポーランド人の彼女で、その友達に日本食作ってもらうなんて羨ましいぞと言ったら、彼曰く「あれは、嘘。うちの彼女は日本の料理は作らない。ポーランド料理だけ」。聞けば、商品は番組が用意して、その日初めて作ったらしい。ポーランドで日本食が大ブームなのは確かだ。ワルシャワには至るところに寿司レストランがあるし、コンビニみたいな小さいスーパーでも寿司を買うことができる。ただ、まだまだ家で日本食を作るところまで来てないっていうのが現状だ。

餃子で言えば、ポーランドにはピロギという餃子に似た料理があるしポーランド人と相性はいいと思う。その証拠にポーランド人御用達のスーパー”biedronka”が日本風餃子を売り始めた。が、まだまだ家でカジュアルにポーランド人が日本料理を作るレベルまで日本食はいけてない。いつかイタリア料理みたいに、家でパスタ作る感覚で日本食が作られる日が来ると思う。

ただ今はそのレベルじゃない。だから、あたかもある日本商品がポーランドで大ブームとマスメディアで言うのはフェアじゃないと思う。
まぁ、みんなそんなことは知ってて、一人カリカリしてるのはボクだけでしょ?

今朝ネットをいろいろチェックしてたら、同じような気持ちになった記事見つけた。

一方でポーランドは歴史的背景からすごい親日国家なんです。ポーランドの街を歩いていたら、子供に ’’こんにちは’’ と声をかけられることもしばしば。

こちらの記事からの引用です。

どこのポーランド?

というか、どこのポーランドの街?

ボクが住んでいるポーランドの首都ワルシャワでは、街を歩いていたら、道の反対側を歩いてる高校生3人組に「バーカ、中国人」って叫ばれて、走って追いかけて、「そういうこと言っちゃダメだろ、ごめんなさいは?」って周りに白い目で見られながら説教するのが日常だよ。

それがなんだよ「こんにちは」って声をかけられることもしばしば。

ポーランドじゃなくて、新橋の話じゃないの?

いや、まぁ、新橋でもあんまり子供に挨拶されることないと思うけど。

個人的にはあんまり”親日”とか”反日”で国をくくらないほうがいいと思います。
ボクは、いわゆる”反日”の中国に住んでいましたけど、中国にいた時のほうが、ただ日本人ってだけで利益を”親日”のポーランドにいる今より受けていましたし。。。

ポーランドは歴史的背景からすごい親日国家なんです

これは恐らく、昔日本政府がシベリアからポーランド人孤児を助けた話しだと思うんですけど、この話しは日本で言われてるほどポーランドでは有名じゃないですよ。
勿論、日本に興味がある人達、日本語学科の学生とかなら知ってると思いますが、普通のポーランド人はこの話は知らないと思います。

少なくとも、3年間ワルシャワに住んでいる中で一度もこの話をポーランド人から持ち出されたことはないです。

最近はワルシャワでもワーホリの方や旅行者が増えて、ネットやテレビで知られざる新日国ポーランドって聞いて来たんですけど、あれ、そーでもないですね。ってなってるみたいなので、あまり期待しないで楽な気持ちでポーランド来てもらえばいいと思う。

とりあえず、この記事を書いたKohei@ポーランドさん。

防犯ブザーの件から、あなたはまだポーランドに慣れていないと
お見受けしました。

おそらく、ポーランドが親日国というホントの意味がわかっていないでしょ。

火曜日か木曜日の18時にAcademia Gorilaの柔術クラスに来てください。
ストロングスタイルの新日国ポーランドをお見せします。