世界の柔術道場から〜リオデジャネイロ、Equipe Fabricio Jiu-Jitsu編〜

ついに、世界の柔術道場からもチェコベルリンに続き、柔術の本場リオにやってきた。 リオに滞在したのがコパカバーナだったので、いくつかのコパカバーナの柔術道場の中からファブリシオ・マルティンスのEquipe Fabricioを選んだ。先生のファブリシオ先生は、Brazil Blogによると2006年のムンジアルチャンピオンのダニエル・オテロのコーチだそう。 この道場を選んだ理由は、滞在したAirBnBのアパートから近かったからだ。一番最初は、ボクが普段練習している柔術道場と提携関係にあるフェルナンド・テレレのアカデミーに行こうかと思ったのだが、場所がファベラに近く、少し遠いのでここにした。 一応、リオに滞在した10日間毎日練習したのだが、観光、ビーチ、クラブに行きながら毎日柔術を練習するのがスゴいきつかった。

はじめに出稽古代なのだが、1週間以上練習するなら1ヶ月分を払ったほうがお得だとファブリシオ先生本人に力説されて1ヶ月分の月謝+入会金で400レアルほど払った。ブラジルの物価を考えると少し高いような気がした。

練習は、朝昼晩とあり、一番遅い夜の練習をファブリシオ先生が教えていて、それ以外の練習は他の黒帯の先生が教えていた。ファブリシオ先生のクラスは、アップなしで、テクニックを1−2個やって、スパーリング多めという感じだった。

ファブリシオ先生以外のクラスは、アップ(腕立て100回、腹筋100回などの超古典的トレーニング)、テクニック打ち込み(テイクダウンが多かったです)、スパーリング1−2本という感じだった。

さすが、柔術の本場ブラジルだなと思ったのはファブリシオ先生のクラスだとクラスの参加者の半分ぐらいは黒帯だったこと。ボクが普段練習しているポーランドや日本だと、なかなか考えられないことだと思う。

またクラスに参加している年齢層も10代から60代と幅広く、柔術というスポーツがすごく浸透している気がした。

※写真はファブリオ先生ではなく、他の黒帯の先生です。写真を取り忘れたのでいずれまた行きたいと思います。