冬はスペインに滞在するという選択を試してみる

今年の冬に、スペインのカレーリャと言う場所に1ヵ月ぐらい滞在してみた。
カレーリャはバルセロナから北に50キロにある、コスタ デル マレスメにある街です。


そもそもなんで、冬にスペインに1か月滞在したかって言うと、働いている会社にEscape from Darknessというプログラムがあって、それは何かって言うとスウェーデンは冬は寒くて、日照時間が少なく、暗く太陽光がないので結構精神的にキツイので、その対策のため最長2ヶ月スウェーデン国外でリモートで仕事していいって言うプログラム。

今年ストックホルムに来て2冬目なんですけど、どうにも朝8時に日の出して、15時に日の入りみたいな生活になれなくて(ワルシャワと比べてたった1−2時間ぐらいの違いなのに)、ちょっと鬱気味なったので、今年はちょっと暖かいとこに行こうっていうことになりました。


で、何でカレーリャにしたかって言うと、滞在地を選ぶのに3つ条件があって、この条件に当てはまった場所の中からAibnbで色々探して、選びました。

EU圏内であること

まずは、うちにはちっちゃい子供が居るんで、なにかあったときのために、EUヘルスカードが使えるEU圏内がいいとかんがえてました。実際、滞在中にカレーリャの隣にある、Pinade de Marにある病院にお世話になりました。環境や天候が変わると体調を崩しやすくなるので、比較的長期の滞在になる場合は、やはりEU圏内だと安心できました。


ストックホルムから飛行時間3−4時間圏内

もう1つは、住んでいるストックホルムから長くても4時間位のフライトで行ける場所にしようと考えてました。これは子供がいるって言うのもあるんですけど、最初は犬も一緒に来ることになっていたんで、長時間のフライト、例えばスペインのカナリア諸島とかになるとちょっと犬がかわいそうだなってことで、3−4時間で行ける範囲で探しました。

公共交通機関が使えるところ


最後の条件は、公共交通機関で移動できるところ。なんでそうしたかと言うと、例えば人里離れたとこにあるとこに滞在しちゃうと、子供が夜熱出して、病院行くってなると車を持ってないとだめで、そうなると滞在期間中レンタカーを借りないといけなくなってしまう。一応僕はその滞在中は仕事あるんで。毎日車乗ってどこかに出かけるっていうのができないので、そうなるとレンタカーを借りるのは金銭的に勿体ないと感じました。

この3つの条件で、なおかつある程度気候がいい場所っていうの考えてみると、スペインかポルトガルになります。しかも、かなり場所が限られてきます。マラガ、マルベーリャ、バレンシアは候補に入っていたけど、調べてみるとバスが主な公共交通機関で、車がないと色々不便しそう。やはり、公共交通機関がある程度発達している場所となると大きな街の近くに限られ、冬でもそれなりに気温が高く天気がいい場所となると、バルセロナ近郊に限られてきます。

最初はバルセロナの南の方、コスタ・ブラバ方面を考えていたんですけど、いろいろ探してるうちに、Airbnbでスペインのバルセロナから電車で1時間ほどのカレーリャって言う街にある、6部屋プールつきの家が月2000ユーロ位で借りられるのを発見して即決。
実際滞在してみると、気温はそんなに高くなくて、太陽出てる時だと16度ほどで外で半袖半ズボンで日光浴できる程度。太陽出てないと一気に気温下がって10度とかって感じ。でも、日照時間が長いので、仕事終わったあとに子供と外に散歩行ったりできてよかったなと思っています。
カレーリャは夏はカタルーニャ中からバケーションに来るみたいな街なので、冬はあんまり店とかも閉まっており、なおかつ2月は結構長期の休みを取る店も多かったのですが、それでもこの辺だと1番大きい街なので、日本食屋もあるしレストランもいくつかあるので、食べる飲むにはあまり苦労しなかったのはよかったです。

週末は電車でバルセロナに小旅行に行ったり、近郊の街を色々回ったりしてました。今回初めてカンプ・ノウでサッカーの試合を見ました。

まだまだ、北欧初心者なので北欧での冬の越し方の最適解がわからないのですが、来年も色々試してみたいと思っています。

スウェーデンでも懲りずにブラジリアン柔術の試合出てるって話

今日は久しぶりにスウェーデンで柔術の試合に出てきた。(2ヶ月前)

対戦相手

結果から言うと、1回戦負けでした。

相手は、今年のスウェーデンナショナルの-64で2位の選手で、スウェーデンナショナルは紫帯から黒帯までが1つのカテゴリになっているので、スウェーデンでは結構強い選手でした。なので、試合前に速攻極められたりとか、タックル入られて、固められたりされないように考えて試合に臨みました。

プランとしては、自分の得意のオープンカードの展開を作っていきたいなって思ってました。

今回は70キロフェザーで出たんですけど、少し前から柔術をやってる栄養士の方に食事を見てもらっていて、普段から結構節制してるので、減量自体は1〜2キロだけでそんなにきつくなかったです。

減量

前回ADCC出たときは、自分で全部食事とか管理したんですけど、その時は試合前の一週間はめちゃくちゃ減量きつかったので、その後から柔術やってる栄養士さんを探していて、BJJ Eastern Europe(Grappling Insiderでした)で栄養学に関する記事を書いてる栄養士さんのKrzys Dkさんに連絡とって食事のメニューを見てもらうようになりました。

Krzys Dkさんには、オンシーズンとオフシーズンに入る年2回、柔術のトレーニング頻度、フィジカルトレーニングメニューの頻度と強度、体調を基に、食事メニューの相談をさせていただいています。

何が良かったかっていうと、プロの人に管理してもらってるので、ちゃんとしてるというか、無理なくしっかり落ちるし、落ちないときに相談とかして食事内容の変更もできるところです。

今回は試合当日朝、250グラムアンダーとかで、朝うどん食べて、12時ぐらいに会場行ってアップして軽量したら500グラムアンダーでしたね。

試合展開

減量上手くいって、コンディションもよかったので、初めからガンガン動いていこう、引き込んで動いていこうって言うプランで、引き込む時に、際で飛びつき三角とか腕十字されないように、あとは相手を蹴ってる足流されてパスされないように気をつけてました。

始まってみると、うまく引き込めて、デラヒーバ作ってはじめの4、5分ぐらいは、相手崩してベリンボロいって、ベリンボロディフェンスされたら、クラブライド行ったり、足間、マトリックス入ったりとかしてうまく試合をコントロールしてたんですけど、ちょっと一回場外に出てしまってリスタートしたときに、変な組手で再開して、パスのプレッシャーで防戦一方になったちゃって、あんまり印象良くなく終わってしまいました。結局7分間フルで戦って、ポイントは0対0でアドバンも0でレフリー判定で負けました。

今後のプランについて

  • フィジカルトレーニング

    パワーの差は、そんなに無かったと思うんですけど、相手のほうが瞬発力があったのかなって思っていて、19歳で紫帯なんで、多分彼は人生の半分ぐらい柔術やってると思うんので、相手の体のほうがしっかり柔術用にチューンナップされてるのかなって思いました。最大出力を上げるってよりは、瞬発力をあげるようなトレーニングを取り入れてみます。

    今、柔術やってる元ボディービルダーの方にトレーニングを見てもらっていて、柔術用にプリオメトリックス、特に早く立ち上がる動きを中心のメニューをやっています。
  • テクニック

    テクニック的なところで言うと、もう少しデラヒーバガードからのアタックのバリエーション増やしたり、ベリンボロの精度あげたり結構やれるところはたくさんあると思うんで、動画見たりドリルして技の精度上げていきたいなと思ってます。

もうちょっと効率的に練習して、来年こそはいい結果が出るようにがんばります。

ポーランド・ワルシャワで買えるダイエット・減量に役立つ日本•アジア食品

今回はポーランドでダイエットまたは減量する時に役立つ食品について話したいと思います。昔はケータリングサービスを取っていたんですけど、やはり長い期間減量すると、減量時の唯一の楽しみの食事の味が合わなくなってくるので、また、塩抜きする際にケータリングサービスだと対応できないので、今回ADCCに出場するために減量したときは自分で作ってました。
ちなみに今年の1月1日に77 kgあって試合は70kg出てたので水抜きと合わせて半年ほどで筋肉量を保ったまま7キロぐらい減量しました。ポーランド・ワルシャワで比較的簡単に手に入って、日本食っぽい減量しやすいものを紹介したいと思います。

おすすめ食品

サラダチキン、まずは、ダイエットの定番サラダチキンから行きたいと思います。もちろんポーランドにサラダチキンは売ってないので自分で作ることになります。レシピは色々あるんでインターネットで調べてもらえればいいんですけど、一概に言えることは低温調理すると、パサパサにならないで食べれるので、できれば低温調理器を買って調理することをお勧めします。ない場合はこの作り方をするとパサパサになりにくいです。

リンク見つからないので、なんとなく覚えてる範囲で書きます。
1. 鶏肉が浸かる量の水を沸騰させる。塩分制限がない場合は塩を加えると日持ちがよくなる。
2.水が沸騰したら、鶏肉を入れる。※この時にお湯がこぼれないように火力を弱くすると再沸騰までに時間がかかり鶏肉が固くなる。
3.鶏肉を入れて再沸騰したら、鍋に蓋をして鍋の温度が下がるまでそのまま蒸らす。※鶏肉の大きさ、蒸らす時間によっては中まで火が通ってない可能性があるの、しっかり確認する。

しらたき、しらたきはほぼカロリーがなくてダイエットにはすごいおすすめの食材です。ポーランドではだいたい20袋120PLN(3000円ぐらい)で売ってます


ステーキ-、ステーキはケトーダイエットする時に食べてます。ビエドロンカでステーキ部位にもよるんですけど、1食300円ぐらから買えます。結構簡単に調理できて、なおかつ満足度も高いので糖質制限しているときにおすすめです。

こんなパッケージで売ってます。部位によって値段が違います。


ナッツ、ナッツ類も糖質制限の時に食べます。ビエドロンカとかに普通に売ってて、200グラムのナッツミックスが300円ぐらいです。

納豆、納豆は、今ワルシャワでは色んなところで売っていて、Złoty TarasyのKuchnia Świataとか、普通のアジア食品店とかでも日本の納豆ではないんですけど、他のEUの国で作られた納豆が買うことはできます。減塩してる場合はポン酢とカラシで美味しく食べられます。

豆腐、豆腐は普通にスーパーとかで売ってます。

オートミールお茶漬けみたいな感じにして食べてます。サラダチキンとかゆで卵入れるだけ簡単にタンパク質も取れるので、朝あんまり食べれない人にもオススメです。

キムチ、キムチは日本食品店とかアジア食品店でも売っててうちの近くにある所で買うと1キロ1000円ぐらいで買えます。オートミールに入れたり、豆腐と一緒に食べたり、納豆と一緒に食べたりとか結構なんでも使えます。

梅干しここで買えます。オートミールお茶漬けに入れたり、梅干しがあるだけで一気に日本食度があがります。

無塩トマトジュース、 一応ネットとかBIOショップで買えるんですけど、高いのと、量が少ないので(トマト100gに含まれるカリウム量は200mgほどなので一日2−3000mg取ろうとすると、トマト1kg分が必要です。トマト1kgをジューサーにかけると大体1,5Lほどのトマトジュースになります。ポーランドで手に入る無塩トマトジュースは250mlで4PLNほどです。)、トマトかってきてジューサーで自作したほうがいいです。

プロテイン/EAA/MCTオイル/各種サプリメント、どこでも買えます。ぼくはここを使っています。

減塩調味料:ポン酢、バルサミコ

食事例

朝:オートミールにサラダチキン入れてお茶漬け風、もしくはキムチ、豆腐でキムチチゲ風
昼:ステーキにバルサミコソースを合わせる
夜:しらたきをパスタ代わりにトマトソースとサラダチキン

プロテイン適時、小腹が空いたらナッツ。

コロナ禍で申請するポーランド滞在許可証(Karta Pobytu:カルタ・ポベトゥ)

今回は、ポーランドでコロナ禍申請するポーランド滞在許可書について話したいと思います。ポーランドの滞在許可書のとり方については何年か前にも書いたんですけど、前回申請した時は2016年か17年で、3年ぐらい経っていて変わっているところもあるんでその辺のアップデートかも含めて話していきたいと思います。

ポーランドのKARTA POBYTU(滞在許可証)の申請方法と注意点(2016年版)
ポーランドの滞在許可(Karta Pobytu)の更新方法(2016年12月更新)
Karta Pobytu (ポーランドの滞在許可書)を受け取りにいけないときの対処法

・弁護士(個人VS弁護士事務所)

前回までは、自分でやったんですけど今回は弁護士の方にお願いして行ってもらいました。理由としては、柔術と犬の世話で忙しくて、移民局になかなか行くのが難しかったからです。 弁護士にお願いしたんですけども、実はコロナ禍なので移民局に直接行って申請するってことできないんですね。この部分に関してはちょっとあんまり意味がなかったかなと思ったりしたんですけど、前回申請したときよりも提出する書類とかも変わっていて、結果的にはお願いして良かったと思ってます。

弁護士を選ぶときに、個人の弁護士を選ぶか弁護士事務所を選ぶかについてなんですけど、弁護士事務所は割と移民局の周りにも何個かあって、アカウントマネージャーみたいな、多分法学部卒業してるパラリーガルみたいな人が付いてくれて色々アドバイスしてくれます。移民局に出す手紙とかっていうのは弁護士の方々が書かなくちゃいけないので、パラリーガルがその事務所の代表弁護士にお願いするっていう形になるので、そういった部分だと個人の弁護士にお願いした方が手っ取り早いのかなとか思ったりします。個人または事務所に頼むのって金額的にはそんなに変わんなくて、僕は今回移民局のすぐ近くにあるお願いして、そこだと全部込み込みで1500ズロチぐらいで、多分個人でも同じぐらいかちょっと高いぐらいだと思います。

・滞在許可申請方法

上でも言った通り今はコロナの影響で移民局の予約取っていくってことできなくて申請は郵送になるんですね。僕の場合は書類を郵送してから3ヶ月後ぐらい移民局の返事が来ました。返事が来て、移民局で指紋とってでパスポートにスタンプ押してもらって申請自体は完了って感じです。

・書類

僕が一番今回申請したときに驚いたのは前回と比べて提出する書類がすごい増えたっていうことです。提出する書類は、結構ケースバイケースなので、何とも言えないですが、例えば今回は今働いている会社のビジネスプランみたいな、どうやってお金稼いでいて、会社概要みたいのも提出する必要がありました。この書類は前回は出す必要なかった書類です。小さい会社だったり、個人事業主とかだと、そういう書類を改めて作ったりしないといけないので、まあそのあらかじめこういう書類が必要かもしれないっていうのは申請する前に働いてる会社に来といた方がいいかもしれないですね。

・申請から取得まで

申請から取得までの期間なんですけどと、郵送で申請してから3ヶ月だって移民局に呼ばれて、そっから3か月たって、一応ポーランドの法律だと、パスポートにスタンプもらってから3ヶ月以内に移民局は滞在許可の可否を通知する必要がありまして、僕の場合は3ヶ月たっても返事が来なかったので、弁護士の方にお願いして移民局に催促の手紙を書いてもらって、その10日後ぐらいに返事が来て、来週の月曜日にパスポート持ってきてくださいと。なんで全部で6ヶ月ちょいぐらいかかったって感じですね。なんで僕が2016年やったときは多分3ヶ月とかでもらえたので、もうちょっと長くなってるっていう感じです。人によってはもう少し長くなる可能性もあるんで、移民局でのやりとりになれてない人は、弁護士さんとかにお願いした方が楽なのかなって思いました。何かの参考になれば幸いです。

ポーランドで歯科矯正したって話、かかった費用と時間

病院/歯医者の選び方

病院の選び方なんですけど、ボクは矯正を始めた時に働いてた会社がMedicoverのプライベート保険に入っていたのと、英語OKの歯医者探すのがめんどくさかったのでMedicoverの歯医者さんで矯正の相談を初めにしました。

1番最初の矯正歯科医の人に相談しときは、上と下1本ずつ抜いてその間を埋めるから3年ぐらいかかるみたいなこと言われて、Medicoverの他の矯正歯科医の人に相談したら、抜かなくても大丈夫って言うので、その人にお願いしました。

多分、日本でもそうだと思うんですけど、ポーランでも矯正歯科医によって得意な症例とか、得意なプロダクトとかあるんで、いろんな矯正歯科医に相談したほうがいいと思います。

ボクの場合も、同じMedicoverなのに2人とも別々のことを言っていたので。
ボクの場合は、歯並びというよりも噛み合わせがすごい悪くて、噛み合わの矯正の仕方色々あって、初めの先生は抜いた方がいい、2人目の先生は、デーモンシステムっていう歯列を広げることができる矯正のプロダクトを使えば、抜歯の必要がなく1年半で終わるということで、その先生にお願いして、デーモンシステムで歯科矯正を始めました。

ちなみに、Invisalignも考えたのですが、噛み合わせの関係で、できないと言われました。

値段

デーモンシステムの上が5000PLNで下が4000PLNでした。上は前歯が6本が透明、下は前歯4本が透明でした。普通の銀色のやつだと上が3000PLNで、下が2000PLNでもできます。個人的には、透明なやつでやってよかったです。

デーモンシステムは2ヶ月に1回の診察だけで1回300PLNの診察費がかかりました。初めの6ヶ月は、上だけ矯正して、あとの1年は上下やって噛み合わせを矯正しました。

矯正器具外して、リテーナーを作るのに1500PLNかかりました。

ポーランドでの他の歯医者での治療値段

歯科矯正する前に、親知らず抜いてたのですが、1本700PLNかかりました。
虫歯は150PLNぐらいかかりました。

歯のクリーニング(歯垢・歯石・着色を除去)は300PLNです。
Medicoverだと、歯クリーニングパックがあるのでパックで申し込むと普通より安くなります。

このぐらいの値段できるんで、なかなか日本に帰れない今、ポーランドで歯科矯正とか歯医者行くのを考えている人に参考になれば幸いです。

モスクワ大学留学むかしばなし

たまたまノートで見つけた僕の後輩と言うか友達の Kくんがロシア国費留学について書いていて、読んでたらすごいその当時のことが懐かしくなったので、ここで書いてみようかなって思います。

ちなみに、これね

デメリット1 モスクワ大学は制度の対象外

旧ソ連圏で学術及び教育の最高権威として知られる国立モスクワ大学。

残念ながら、モスクワ大学に外国人が入学する場合は、この制度を利用して入学する事が出来ません

故に、仮にモスクワ大学へ進学なさりたいのであれば、実費で通うのをオススメ致します
実費といえども、一般的な日本の大学と比較しても、モスクワ大学の学費は若干安いです

モスクワ大学本館、


僕はロシアの国立モスクワ大学っていうところで勉強していたんですけど、Kくんのノートの記事に書いてある通り、国費留学生ではないんですね。その当時のことをよく覚えてないんですけど、何で国費留学生になんなかったのかて言うと、多分なんですけど、何か日本の大学に入学していることとか条件で、ロシア行く前に大学に行ったことなかったので申し込めなかったような気がします。あと、僕が行く時は大学院しかダメだったような気もします。

今もそうだと思うんですけど、モスクワ大学に入る前に、と言うかロシアの大学に外国人が入る前に1年間準備学部というところに行かなくちゃいけないんですね。

そこでは、ロシア語と自分の専攻分野の勉強をロシア語でして、あとは細かいことだと、どうやってロシア語で早くノートとるかとかそういうこと教えてくれんです。

モスクワ大学の場合はツモ(ЦМО)って言うところがあって、そこに準備学部がありました。ツモに僕がいた当時は2つビルがあって、1つは24番、ロシア語しか教えないところで、そこには日本からの交換留学生とか現地の駐在員の家族がロシア語勉強してるみたいな感じでした。もう1つは18番で、準備学部というところで、ロシアの大学に、僕の場合はモスクワ大学に入るための勉強するところです。

当時の18番の教室。ここで朝9時から15時まで毎日ロシア語を勉強しました。
クラスメイトはほぼ全員中国人でした。黒竜江省出身の人が多かったです。


僕もKくんもここ出身です。多分その当時、200人ぐらいいたツモの日本人留学生で僕とKくんだけが準備学部だったので、超貴重な日本人同期生。

でも、なぜかKくんは24番で勉強してたし、寮もほぼ日本人が住んでないなぞの寮に住んでました。

謎の寮でのキルギス人の柔道チームメイトとの新年会。ここではじめてK君がこの寮に住んでることを知った。

もし仮に妥協出来ないのであれば、私個人としては余りロシア(及び他の旧ソ連圏)への留学をオススメする事は致しかねます。何故なら、生活を続けると毎日何かしら良い事や悪い事含め、想定外の事態が次々と巻き起こります。従いまして、ロシアでの生活そのものが苦しく感じるかと存じます

この最後の文「ロシアでの生活そのものが苦しく感じるかと存じます 」。たぶんねこれはその当時ロシアにいた外国時人は、みんな多かれ少なかれ感じたと思う。

まずは10年前の2010年は、ほぼ英語が通じない、僕たちのロシア語もあんまり通じなくて、スーパー行くのも一苦労。なんでかというとスーパーで、肉何グラムとかの注文をロシア語でやらないといけなくて、それが一苦労。携帯買うのも一苦労、寮のお金払うのも一苦労。本当にロシア語できなかったときはつらかった。

で、あとは治安。その当時、結構スキンヘッドの人が結構ポピュラーと言うか、わりかしロシアで見受けられてて、外国人狙った犯罪とかも多かったし、実際にモスクワ大学の敷地内で中国人留学生が刺されて亡くなった事件もあるし、4月20日のヒトラーの誕生日は、スキンヘッドのネオナチが街で暴れるから寮から出ないでくださいって学校から言われるぐらい、ちょっとピリついてた。
夜とかも出歩ける感じでもなかったし、ほんとに日が暮れてから人通り少ない場所を通るときは、ちょっと怖かった。

最後に、その当時はモスクワが世界で一番物価が高い都市で、学生だから当然お金もないし、そんなに遊べる感じでもなかったよね。この3つが重なって、いろいろ当時は辛かった。

物価が高いモスクワで、わりかしリーズナブルにアジア料理が食べてれて、なおかつモスクワ大学に近かったためにアジア人学生に愛されたコールストンホテル。

去年、僕は仕事でモスクワに行ったんですけど、たぶん6年か7年ぶりぐらいに。もう、全然変わってましたよ。みんな英語喋るし、ルーブルの価値が落ちて相対的に物価も安くなってるし、おしゃれなバーとか増えてるし。

当時は、アシャーンのフードコートか安いバーしか行けるところがなかったからね。

あとは、個人的にはこの3つにプラスして準備学部のは勉強があまりにもきつすぎてすごいつらかったですね。朝8時半から夕方6時か7時ぐらいまでは授業があって。授業はロシア語+自分の専門分野の勉強をロシア語で勉強するって感じで、寮帰ってくるのはの8時とかで、ご飯食べてまた次の日の文の宿題やって寝るみたいな感じだったんで、結構つらかったですね。これは、準備学部行った人なら多分みんな同意すると思います。

僕はなんとか1年持ちこたえて、モスクワ大学の経済学部入ったんですけど、Kくんはって言うと、大学の入学試験のちょっと前ぐらいに日本に帰えりました。僕は準備学部がどれだけ大変かっていうのを身をもって分かってるから帰らない方がいいんじゃないかって説得したんですけども、帰ってそのあと、リンクにある通り国留学でロシア帰ってきました。

Kくんの場合は、言語の学習能力が高くて、僕も自分で言うのもアレですけどわりかし僕は言語の学習能力が高いほうだと思うんですけど(ここでいう言語の学習能力は多くの発音を聞き分けられて再現する能力、語勘がいい)Kくんの場合は、僕が今まで見た中の日本人でも、トップクラスにそういう言語能力が高かったので、ロシア語も、日本にいたにも関わらず、その当時本科でバリバリロシア語漬けで勉強してて、NHKのドキュメンタリーの翻訳の仕事をしてた僕よりもうまかったし、英語もポーランド語も僕よりもうまいし、フランス語も喋れるんで、あんまり僕みたいなツモついていくのが精一杯な凡人にはまったく参考になりませんでした。

ロシアに国費留学に行きたい人は参考にしてみてください。

httpss://note.com/stinkyseba

ポーランドのコロナウイルスの状況と雑感

ポーランドのコロナウイルスの状況と雑感について書きたいんですけど、まあまずはポーランドも日本と変わらずコロナウイルスの感染者数が増えてきていて、今日の時点で1万2千人ぐらい感染者が出ていて、亡くなった方は600人ぐらいいます。

状況でいうと、今日本と同じようにロックダウンという形で家にいなくちゃいけないっていうの現状です。

ポーランドは、比較的ヨーロッパの中でもスペインとかイタリアとかフランスとかイギリスとか、多くの感染者が出てる国よりも対策してるのかなと思っていて、なんでかって言うと、国境を封鎖したのも、多分まだ感染者が5と10人とか時だったような気がしますし、その時点で学校ももうなくなりました、普通のお店とかも制限つけて営業っていう感じになりました。

普段の生活で言うと、今は外出るときにマスクをつけないといけないっていうのと、スーパーとかに買い物行った時に、消毒液とビニールの手袋が置いてあって、それをして買い物をしなくちゃいけないっていうのがあります。

その他にも細かいルールなんですけど、スーパーで並ぶ時に2メートル以上間隔をあけて並ばないといけないとか、あとはお店の大きさごとに今何人までお客さんが入れるかっていう制限とかもあります。

今週の月曜日から少し外出制限が緩まってきて、例えば前までは公園とかも閉まってたんですけど、今は公園とかも行けるようになりました。

今こういう状況で、何で開けたのかっていうと、一つは来月の5月10日に大統領選挙を行いたいっていう現政権の思惑があって、それまでにちょっと何とかいろいろ制限を解除して、選挙をなんとかしてやりたいということです。

何でそこまで現政権が選挙をやりたいかって言うと、多分今やるとおそらく現政権が勝つって言うのが一つですね。なんでかと言うと、大統領選挙の前とか、たぶん日本の選挙と同じように公開討論、ディベートとか、あとは選挙キャンペーンとかあると思うんですけど、今コロナの影響でもそれがほぼできてないっていう状況で、ドゥダ大統領にすごい有利な状況になってるって事ですね。

自分のことで言うと、あんまり生活に変わりはなくてというのも去年の12月からほぼホームオフィスになっているのがありまして、ほぼ家から出ないことですね。でも犬の散歩行ったりとか、家の中でいろいろできるトレーニングをやってるって感じですね。

でも、やっぱり柔術ができないっていうのは一番堪えると言うか、早くしたいなって感じがありますけど、柔術っていうのは特性上どうしても濃厚接触が多いんで、誰か一人がコロナウイルス持ってると感染するリスクが高いので、再開するのはなかなか難しいのかな。

今僕の行ってるジム、今もちろんのクラスはひとつもないんですけど、Facebook のオンラインでトレーニングをやったりとか、あとはパーソナルトレーニングという感じでやってて、クラスができないので経営も難しいのかなていうのは思ったりします。

早く落ち着いて、また柔術行けたらいいなと思ってます。

そんな感じで、皆さんも気をつけてください

世界の柔術道場から〜シセロ・コスタ道場編〜

httpss://youtu.be/7b4uwPafjbo
シセロ・コスタ紫帯コンペクラスの様子

前回ブラジルに行った時に、柔術の練習しに行ったサンパウロのシセロコスタ道場についてちょっと書きます。

まず、シセロ・コスタについてなんですけどパウロ、ジョアオ・ミヤオ兄弟、レアンドロ・ロ、チアゴ・バホスなどを育てた、説明がいらないぐらいの本当にもう名コーチと言ってもいいほどの人物です。

シセロ・コスタのサンパウロのジムに去年の1月に行ってきたのですが、ちょうど時期が悪くて、ブラジルはカトリックの国なんでクリスマス終わってから新年まで、みんな他の街にバケーションに行っていて、なかなか連絡がつきませんでした。

とは言っても、ミヤオ兄弟とかクリスマス関係なしに毎日練習してるし、シセロコスタ道場も空いてたりすんのかなと思って、電話しても駄目だし、Facebook と Instagramからのメッセージで連絡しても全然連絡つきませんでした。

新年あけて、1月2日にようやく連絡ついて、実は柔術の練習したいんだけど、青帯なんですけどどのクラス参加できますか、出稽古代いくらですかって聞いたら、とりあえず明日朝10時に来いって言われて行ってきました。

次の日朝10時に行って、練習に参加してまず気づいたのは普通の柔術道場のクラスと違うというか、自分が普段行ってるクラスとか出稽古で行ったことある 違うこということです。

おそらく朝のクラスはコンペティションクラスで帯ごとにに分かれてやっていて、朝10時からのクラスは青帯のコンペクラスってことだったんだと思います。

クラスの内容はまずアップ20分ぐらい、その後30分から40分ぐらいドリルやってて、ドリルはパス中心にやって、シセロ・コスタ先生が今日はこのパスのドリルやるって見せてくれて、それをみんなでやるって感じでした。100回やって交代して、また100回やって、次のバスやってパスを3種類ぐらいやりました。そのあとに、スパ40分で、全部でクラスは1時間半ぐらいでした。

このコンプレッションクラスは、本当に皆レベルが高くて、ブラジルだからというのはもちろん、今まで自分がブラジルで参加したことあるクラスと比較してもレベルが高かったです。

クラスで自分と一緒にドリルを組んでくれた子が、若い子で、その子が英語喋れるから自分と組んでくれたんですけど、なんとその年2019年の青帯でムンジアル優勝するっていうぐらいのレベルの高さ。

クラスが終わってから、すぐに紫帯のコンペクラスが始まるってことで、マットの外にあるベンチに座って色々話して、そろそろ帰るってときに出稽古代いくらですかって聞いたら、いらないよ。

多分、もしかしたらいるかもしんないんですけど自分が行った朝のクラスはいらないよと言われました。

やっぱり、来て良かったなって思ったのは、シセロ・コスタ先生から直接指導を受けることできたっていうことと、ジムのレベルの高さを知れたってことです。

ブラジルに行った時期が悪くてあんまり練習出来なかったんですけど、次も機会があれば行きたいです。

かなりおすすめのジムと言うか、1週間と2週間とか短期間でも行ったら、かなり柔術のレベルアップが感じさせてくれそうなジムでした。

世界の柔術道場から〜リオデジャネイロ、Equipe Fabricio Jiu-Jitsu編〜

ついに、世界の柔術道場からもチェコベルリンに続き、柔術の本場リオにやってきた。 リオに滞在したのがコパカバーナだったので、いくつかのコパカバーナの柔術道場の中からファブリシオ・マルティンスのEquipe Fabricioを選んだ。先生のファブリシオ先生は、Brazil Blogによると2006年のムンジアルチャンピオンのダニエル・オテロのコーチだそう。 この道場を選んだ理由は、滞在したAirBnBのアパートから近かったからだ。一番最初は、ボクが普段練習している柔術道場と提携関係にあるフェルナンド・テレレのアカデミーに行こうかと思ったのだが、場所がファベラに近く、少し遠いのでここにした。 一応、リオに滞在した10日間毎日練習したのだが、観光、ビーチ、クラブに行きながら毎日柔術を練習するのがスゴいきつかった。

はじめに出稽古代なのだが、1週間以上練習するなら1ヶ月分を払ったほうがお得だとファブリシオ先生本人に力説されて1ヶ月分の月謝+入会金で400レアルほど払った。ブラジルの物価を考えると少し高いような気がした。

練習は、朝昼晩とあり、一番遅い夜の練習をファブリシオ先生が教えていて、それ以外の練習は他の黒帯の先生が教えていた。ファブリシオ先生のクラスは、アップなしで、テクニックを1−2個やって、スパーリング多めという感じだった。

ファブリシオ先生以外のクラスは、アップ(腕立て100回、腹筋100回などの超古典的トレーニング)、テクニック打ち込み(テイクダウンが多かったです)、スパーリング1−2本という感じだった。

さすが、柔術の本場ブラジルだなと思ったのはファブリシオ先生のクラスだとクラスの参加者の半分ぐらいは黒帯だったこと。ボクが普段練習しているポーランドや日本だと、なかなか考えられないことだと思う。

またクラスに参加している年齢層も10代から60代と幅広く、柔術というスポーツがすごく浸透している気がした。

※写真はファブリオ先生ではなく、他の黒帯の先生です。写真を取り忘れたのでいずれまた行きたいと思います。

 

リオデジャネイロ夜遊び編

前回4月にリオに行ってから、また12月に数日ほど行ってきたのでその分を含めて更新。

前回の投稿でも言ったように、ブラジルというかリオの夜は特に危ないので、細心の注意を払ってほしい。

まだワルシャワで消耗してるの?的リオの夜遊び三原則はこれ。

・移動は基本Uberまたはタクシー。料金なんてせいぜい1000円ちょいだから自分の命と比べたら安いもん。
・知らない人からもらった飲み物には手をつけない。なにが入ってるかわからないから。
・喧嘩を売らない買わない。余計なトラブルは避ける。

ボクはリオに2018年の4月に10日間、12月に年末から新年を過ごしに数日滞在したことがあって、いろいろ現地調査して来たので、リオに行く際にはぜひ参考にしてほしい。

Pedra do Sal

Pedra do Salという場所で月曜日と金曜日に開かれてるパーティー。
野外パーティーなので、お酒は店(バー、スーパー)で買うか外で売ってるおばちゃんからも買える。

動画を見てもらえばわかるとおり、ブラジリアンストリートパーティーで、音楽ガンガンかけて、みんな好き勝手に踊っている。
月曜日と金曜日両方行ったけど、月曜日のほうが盛り上がってた。(逆に金曜日は、なんでこんなに人いないんだってぐらい人がいなかった)

ほぼ英語は通じないけど、ブラジルのパーティーを体感したい人にオススメ。

ストリートパーティー in イパネマ

火曜日にイパネマの最寄り駅General Osórioの近くのCanastra Barというバーの通りの前で開催されるパーティー。
Pedra do Salより小さいけど、コパカバーナとかに滞在するなら近くておすすめ。

一回しか行ったことがないけど、外国人率が高い。現地に交換留学で来てる人とか、他の南米からの旅行者とかが多いので必然的に英語(とスペイン語)が通じる確率はPedra do Salより高い。

Lapa地区

ラパ地区といのは、リオにあるバーとかクラブが密集している地区。ワルシャワで言うと、MazowieckaとかPawilonyみたいな場所。
ラパにはたくさんバーやクラブがあるので、まだまだ全部回りきれてないのだけどいくつかいい場所を見つけた。

まずは、Carioka da Gema。
リオで有名なサンバクラブ。ライブミュージックとダンスが楽しめるバー。

入場料は20〜40レアルだった気がする。店に入ると注文する紙がもらえて、バーで注文するたびに店員さんが紙に注文記入して、
店から出るときに会計する。

客層は、どちらかというとお金ありそうな人が多い感じで、英語が喋れる人も多い。

リオの夜遊びは楽しいので、ぜひ参考にしてください。