ポーランドに限らず海外での就職って難しいです。消耗すると思います。
ポーランドの若者は結構仕事がなくて困ってたりするので、これからポーランドにワーホリとか就活しに来る人は外国人に仕事あるの?って思うかもしれませんが、意外とポーランドにある企業は外国人探しているので、ポーランドで就職するのは思っているほど難しいわけではないです。
何で消耗するかというと、大きく2つあると思います。
・就職先探し
・就労ビザ(滞在許可と労働許可書)
就職先探し
まずは、どこで仕事探すかですが。Pracuj.pl一択だと思います。
ポーランド最大の求人サイト。これ以外もいくつかあり試したのですが、ここが一番日本人向け求人が多いと思います。
ポーランド語しかなく少し不便ですが、別にポーランド語ができなくても大丈夫です。
検索タブにJapaneseって入れて検索しましょう。
今日、10月23日現在なんと26件も求人があります。
普段は3〜5件なので、たいぶ多いですね。
とりあえず、一つ一つクリックして、履歴書送ってください。条件が合わなくても、違うポジションや条件に合うポジションができた時に連絡が来るかもしれませんので、とりあえず履歴書を送くっておきましょう。
経験上、履歴書送って忘れたころに、知らない番号から電話がかかってきて、面接の日時を決めることが多かったです。
なので、履歴書に書く電話番号は必ず連絡がとれるものを書いたほうがいいです。
肌感でいうと、10件履歴書を送って、1、2件面接まで行く感じです。
<2017年3月追記>
去年の10月の時点ですと、上記のPracuj.Plしか書かなかったのですが、最近Linkedin経由で仕事の求人オファーを貰うことが増えたので、Linkedinでポーランドにある企業に見つけてもらいやすくするために、現在住所をポーランドにしておくといいと思います。Linkedinはポーランドに限らず、結構海外では人事の人が使っているので思いがけない会社や国から仕事のオファーがありますので、プロフィールを持ってない方は是非作ってみてください。
Linkedinについてはこちらに書いています。
就労ビザ
就労ビザというか正確に言うと滞在許可と労働許可書です。滞在許可はポーランドに滞在するための許可書で、ビザ、KaraPobytu(居住カード、または滞在許可書)などがあります。労働許可書(Work Permit)はポーランドで就労するための許可書です。基本的にはポーランドでは会社ごとに労働許可書を取らなければならないので、仕事(会社)を変える度に新しく取る必要があります。
この2つのドキュメントを就職先からビザを出してもらうのは結構ハードルが高いです。
単純に、まだどれくらい能力があるかわからない人にわざわざ書類を用意するのが面倒くさいのと、ビザ又は居住カード発行までに3ヶ月以上がかかるので、できるだけ早く人材が欲しい会社としては、そんなに待てないのが現状です。
ボクも、まだ学生ビザで大学に通っていた頃にいくつか面接を受けたのですが、大学卒業してポーランドで働けるステータスを得たら、連絡してくれと何社かに言われたことがあります。
現実的には、30歳以下の人の場合ワーホリ、ポーランドの大学を卒業した人の場合は、卒業した後1年間貰える仕事探し用の居住カードを予め取得して仕事を探し始め、期限がきれる前に就職した会社に新しい居住カードと労働許可書をお願いするのがイイかなと思います。
語学学校から学生ビザを出してもらい、こちらに滞在しながら就職先を探すという手もあります。
ポーランドで就職のススメ
やはり、留学や長期滞在と違って、ポーランドで仕事をするという事は否応にもポーランド社会に組み込まれます。ボクはポーランドで仕事を始めてから留学では、できなかった経験や、これまで気づかなかったことなどを見つけることができました。
2015年からポーランドと日本の間でワーキングホリデーが始まり、30歳以下の日本人は1年間ポーランドで仕事をしながら滞在できるようになりました。就労ビザの項目で言ったとおり、ポーランド企業からいきなりビザのサポートを受けることは、とても難しいですがワーホリならビザも労働許可申請もいらずに、ポーランドで働くことができるというアドバンテージがあります。ぜひ、そのチャンスを使って素晴らしい経験を積んでもらえればなと思います。
ポーランドに限らず、海外で仕事をするということは、素晴らしい経験です。